カード占いといえば「タロットカード」が最も使われていると思います。

その神秘的・抽象的な絵柄でありながら、時に1枚でズバッと的を射るように求める回答が得られたり、複数枚の連携により問題が紐解くように理解できたりもします。

漫画やアニメなどでもストーリーを示唆するような使われ方がされていますので、男性でも目にした方は多いかもしれません。例えばドラクエなどのゲームや、ジョジョの奇妙な冒険などがありましたね。

 

占い師やカードの種類によってその使われ方・解釈の仕方は様々ですが、基本構造として「大アルカナ」と呼ばれる22枚、「小アルカナ」と呼ばれる56枚を合わせた計78枚のカードがあり、それぞれのカードに描かれた意味から占いの結果を導き出します。

 

タロットカードの歴史は古く、元々は霊感などの潜在能力開発の訓練としてタロットカードが製作されていたようです。そうした背景から現在タロットカードの基本と呼ばれている、ウエイト版タロットや、トートタロットは象徴学をベースに作られていると言われています。
 

・カードの使い方でみると「悪魔や女帝」「愚者」など、大アルカナ22枚に描かれている絵柄の正逆44パターンの並べ方で判断する占い師

・王道の小アルカナ56枚を加えトランプなどと共通の数字の意味も含めて78枚を使う占い師

・カードをすべて正位置として絵柄数字からのダイレクトな意味・メッセージを読み取る占い師など

 

カードの種類・展開手法、そして占い師のインスピレーション・イマジネーションによって占い方・占い結果、そして的中率も変わってくる変容の占いと言えるでしょう。
最近では、中国の易とタロットを融合させたイーチンタロットやOSHO禅タロットなどの哲学的なカードやなども流行しています。

 

タロットカードにはただの「偶然」という概念はありません。
「偶然」と呼ばれる事象の中に、真実の運命が隠されていることをカードは呼びかけます。それは取りも直さず私たちが生まれたことそのものに意味あるのと同じように、占い師に質問をしたその時に、運命が回り偶然の裏にある真実が導き出されるのです。

 

占い師は相談者様と波長をあわせ潜在意識にアクセスすることによって、深いリーディングを行います。私という「自我」が干渉しない領域、また繋がりのある人々の霊体の共有意識をカードが読み込むことによりwhich one（どちらなのか）yes no（イエスノー）などの二者択一の回答や、相手の気持ち、自分や気になる人との未来などを高い的中率で占うことが出来ます。
誰もが知りたがる未来については、２～３ヶ月先の近未来であれば、かなりの的中率を誇るためポピュラーで大変人気の占いです。

 


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